インターネットは金持ちとエリートのもの
インターネットを崇拝する人たち。
インターネットを崇拝する人たちがいる。
インターネットを理想の桃源郷だと思っている。
インターネットは全知全能であると信じている。
インターネットはお金を稼ぐ場所。
インターネットはお金を稼ぐためにある。
インターネットには収益執行制度が確立されている。
インターネットにいち早く集金システムを確立した者が豊かさを享受している。
インターネットは誰もが平等に自己主張と自己表現ができる場として発足した。
インターネットのテクノロジーの興隆とともにインターネットの商業化が加速した。
インターネットのテクノロジーはとてつもない表現と動作を可能とした。
インターネットにサービスが充実するに従ってリアルが入り込んできた。
インターネットは夢の世界から厳格なリアルの世界に急速な変貌を遂げた。
インターネットがこのように変化する過渡的な様子を観察している。
インターネットの万能な夢から覚めずに居たいと願うユーザーは少なくない。
インターネットは格差をもたらした。
インターネットのもたらした格差はリアルを超えるほどのものだった。
インターネットは1%と99%の極端な所得格差を生み出した。
インターネットのビジネスにこれから参入しても先駆者の手先となるしかない。
インターネットはネットとリアルを融合させた。
インターネットは突如として冷や水を浴びせてユーザーを叩き起こした。
インターネットはおもむろに正体をあらわした。
インターネットには商売人と暇人しかいない。
インターネットはバカと暇人のものではない。
インターネットは賢者と金持ちのものなのだ。
インターネットでは才能が如実に反映される。
インターネットでは物理的な制約がほとんどないので各自の才能が直接的に影響力と金銭に代わる。
インターネットに平等など無かったのだ。
インターネットは才能というものを可視化・具体化するためのツールに過ぎなかったのだ。
インターネットには優しさはない。
インターネットには厳格な格差しか存在しないのである。
インターネットはあらゆる格差を作り出した。
インターネットでは稼げる者は豊かさを手に入れた。
インターネットでは稼げない者は不満を手に入れた。
インターネットでみんなが平等に繋がるという幻想は打ち砕かれた。
インターネット技術は進歩した。
インターネット社会は荒廃する。
インターネット技術が進歩しても社会が受け入れなければ成立しない。
インターネットという壮大な社会実験の結論が出た。