人生のロスカット

人生のロスカット

 

外国為替で行われるロスカット

損失を防いで借金を防止することが目的だ。

人生においても何かと損切りを迫られる機会は少なくない。

人付き合いで損切りを迫られる場合はよくあることである。

これ以上の付き合いは無益だと判断すればお互いのために縁を切るという判断も必要となる。

インターネットでは全能感により自分に都合のいい人間関係を築くことができる。

物理的な制約を超えた関係を築くことができるので自分に居心地のいい関係を築くことができる。

そうして作り上げられたのがインターネットのソーシャル・ネットワーク・サービスなのだ。

自分に好都合な人間関係を好き勝手に行使できる仮想体験である。

インターネットの人間関係は非常に都合よくできている。

自分に都合のいい人とだけ付き合い都合の悪い人は無視すればいい。

リアルで上手く行かない関係もネットでなら自由にオーナー気分を味わえる。

ネットでは誰もが神様になれて王様になれてオーナー様になれる。

外国為替ほどの危険性もなく手軽に全能感を得られるインターネット。

インターネットに依存してしまうのは人間の本能的・自尊的な欲求なのである。

誰もがインターネットで発信して全能な自分に酔いしれることができる。

インターネットの時間こそロスカットせねばなるまい。