ネットには暇人がぶら下がっている。

ネットには暇人がぶら下がっている。

 

インターネットには暇人がぶら下がっている。

かつて持て囃されたインターネットの明るい未来も今は昔。

一部の才覚あるユーザーだけがインターネットで富を得た。

インターネットは夢の存在ではなく商売道具だったのである。

今もインターネットは夢を売ってお金を稼いでいる。

インターネットで夢を掴めた者はどのくらいいるのだろう。

こうしてインターネットの夢や理想が覚めていく時に新しいテクノロジーが生み出される。

人工知能を使いこなせる者だけが利益を得ることができる。

インターネットは情報格差を生み出して所得格差を生み出した。

インターネットは何でも叶えてくれる夢の楽園ではなかった。

インターネットは全てを均一化して数値化してしまったのである。

今はまだ気づいていないネットユーザーも多い。

インターネットが金儲けの道具でしかないということに。

0.1%がお金を儲けるために99.9%がクリックしているのだ。

インターネットに時間を消費されるために夢中なのだ。

奇妙なことにインターネットで稼いでいる者はインターネットを冷めた目で見ている。

賢いのだ。

インターネットで稼げる0.1%の者は賢いからインターネットを神格化したりしない。

インターネットを神格化しているのは時間を支払っている99.9%なのである。